夜分に吸血失礼します。6話あらすじ・ネタバレ「初恋のあの人は吸血鬼」

漫画あらすじ

コアコミックス発行の漫画『夜分に吸血失礼します。』。吸血鬼になった中年サラリーマンを中心に、ますます深みを増す人間と吸血鬼との駆け引きを、ネタバレありでご紹介します。

前話では、吸血鬼の能力が暴走しかけました。こうした災難も、自身が吸血鬼になってしまったことが原因です。では、吸血鬼になった原因はなにか?

「夜分に吸血失礼します。」6話のあらすじ、感想、見どころのご紹介です!

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【夜分に吸血失礼します。】6話あらすじ

主人公「小夜さん」が吸血鬼になったのは、「女の吸血鬼」の手にかかったことが原因です。そして、この「女の吸血鬼」は、小夜さんの初恋の人。

6話では、この「女の吸血鬼」と、若き日の小夜さんの出会いが語られます。

時はさかのぼり、およそ20年前。小夜さんは19歳で、大学生。このころから異性が苦手で、他人との距離感がわからないことに悩んでいます。しまいには、同級生を避けて、「一人でいる方が気楽だ」と諦め半分。

そんな折、偶然出会ったのが、「彼女」です。

初恋の「彼女」は変わり者?

小夜さんの回想のなかの「彼女」は、他人と一定の距離を保とうとする、変わった女性。

白いドレスに、白いつばの大きな帽子。浮世離れした見た目だけでなく、行動も変わっています。初対面の小夜さんに、「それ以上近づくな」と一喝。

そうした「彼女」の行動に、はじめ小夜さんは戸惑います。しかし、実際にすこし離れて話してみると、異性である「彼女」とうちとけている自分に気づく。

変わり者の「彼女」が、小夜さんには居心地よく感じられます

ここでの小夜さんの、「他人と距離をとりたい」気持ちには、共感される方が多いと思います。

同じクラスや同じ職場、あるいはご近所さんだからといって、さして知りもしない相手にベタベタされると、ちょっと引きますよね。

そういうとき、相手に「ちゃんと距離をとろう」という意識があると、ホッとしませんか?人づきあいに苦手意識のある人にとって、「彼女」のような人は、気負わなくていい相手といえます。

あどけない「彼女」の本性は

異性で初めてうちとけられて、自分と同じ感覚を持つ「彼女」。ふいに笑った顔のあどけなさは、純情な小夜さんが一目ぼれしてしまうほど、魅力的。

風に飛ばされた「彼女」の帽子をとろうとして、小夜さんは川に落ちてしまいます。気がつけば、「彼女」の膝枕で目を覚ます。これに初心な小夜さんは大慌て。

そんな純情な小夜さんの様子に、「彼女」は「面白い」と笑います。ところが、その笑顔はただほほえましくて笑っているだけじゃない。

いい獲物をみつけて喜ぶ、歪んだ笑みでもありました

この辺りで気づく方もいるかもしれませんが、彼女の変わり者ぶりにはちゃんとした理由がありました。

人と距離をとろうとする行動や、浮世離れした見た目は、すべて吸血鬼たるゆえんだったのですね。「彼女」にとって、「人と人との距離感」ではなく、「人と吸血鬼の距離感」だったわけです。

そう考えると、小夜さんと「彼女」が、ものすごく食い違ったやりとりをしていることに気づきます。そして、若かりし頃の小夜さんは、そのすれ違いに気づいていないのです。

小夜さんが吸血鬼になった原因

小夜さんは、「彼女」が初めに見せた、あどけない笑顔に取りつかれてしまいます。彼女に近づけるなら、「彼女のものになってもいい」とさえ思っています。

そして、20年が経ち、小夜さんは吸血鬼になりました。「女の吸血鬼」に襲われた経緯は、まだ明らかになっていません。しかし、「彼女」の面影を追って襲われたことは、推察できます。

つまり、小夜さんが吸血鬼になったのは、引きずった初恋のせい

そして今、吸血鬼になってようやく「彼女」の気持ちがわかるようになりました。このことから、小夜さんにも「吸血鬼になって良かった」気持ちがあるとも考えられます。

「彼女」への想いは、小夜さんを吸血鬼の深みに引きずりこんでいく。今後、この初恋をいかに振り切るかが、人間に戻るカギになるのかもしれません。

【夜分に吸血失礼します。】6話の見どころ

小夜さんの初恋が描かれる「夜分に吸血失礼します。」6話。見どころは、ピュアな小夜さんと、吸血鬼の食い違ったやりとりです。

たとえば、「いい匂い」という表現。

小夜さんは、膝枕をされているとき、「彼女」の匂いを「花のような匂い」と表しています。一方、「彼女」も、距離を詰めた小夜さんに「いい匂い」と言っています。

ふたりは、互いを互いに「いい匂い」と表現していますね。一見、シンクロしていてお似合いのカップルかと思いますが、意味は全く異なります。

小夜さんは、単純に「女性としていい匂い」と感じている。ところが吸血鬼の「彼女」は、小夜さんを「食べ物としていい匂い」と感じているのでしょう。

つまり、同じ言葉が、ふたりの間でまったく違う意味でつかわれている。

このような工夫された掛け合いが、随所にみられるので、必見です。食い違った会話をしていることに気づくと、若い頃の小夜さんのピュアさが、より一層感じられます。

こんなにピュアなのに、今は吸血鬼になっているのだと思うと、小夜さんの葛藤に一層深みが増しますね。

【夜分に吸血失礼します。】気になる続きは?

「女の吸血鬼」の人となりが明らかになり、いよいよ吸血鬼にかかわる話が本題に。次話で小夜さんは、同族の吸血鬼に出会うことになります

そうなると、当然後輩の「山寺くん」との関係にも、変化が起こるでしょう。はたして、物語はどう動くのか?次話で明らかになります!

そして、今回ご紹介した、人間と吸血鬼の、食い違ったやりとり。この工夫の凝らされた掛け合いをご覧になりたい方には、「夜分に吸血失礼します。」6話をオススメします!

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