夜分に吸血失礼します。17話あらすじ・ネタバレ「化物同士の取引!迫られる命の選択は?」

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コアコミックス発行の漫画『夜分に吸血失礼します。』。物語の転換点となる17話を、ネタバレありでご紹介します。

前話では、山寺くんの目の前に、なんと最強の吸血鬼メイが現れました。突如現れたメイのねらいとは一体何なのでしょうか?

「夜分に吸血失礼します。」17話のあらすじと感想、見どころのご紹介です!

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目次

【夜分に吸血失礼します。】17話あらすじ

サイコパス気質の後輩「山寺くん」は、やくざ者の吸血鬼「伊達さん」と共に、最強の吸血鬼「メイ」と対峙します。メイは、主人公「小夜さん」を吸血鬼にした張本人です。

伊達さんは、メイを恐れると同時に、恨んでもいます。大昔に、メイに仲間を殺されたことが、トラウマになっているのです。

ところが、メイ本人はそれを全く覚えていません。自分にとって重大なことなのに、相手は覚えていない、となると、ないがしろにされているようで腹が立ちますよね。

恨みを募らせた伊達さんは、能力で作り出した大量の剣で、メイを刺し貫きます。

はたして、事件の結末は、一体どうなるのでしょうか?

メイの「願い」とは?

メイは、自身を貫く剣や流れ出た血を、一呼吸で花びらに変えてしまい、伊達さんの攻撃を一蹴します。まさに、吸血鬼としての格の違いを見せつけるのです。

こうしたメイの圧倒的な姿に、山寺くんは憧れを強めます。さっそく、メイにすがるようにして「吸血鬼になりたい」と漏らします。

そんな山寺くんの願いをきいて、メイは山寺くんに「自分と願いを交換」しようといい出します。

いわく、メイの願いを叶えれば、山寺くんを吸血鬼にするというのです。ただし、メイの願いがかなえられなかったとき、山寺くんは死ぬことになるといいます。

そして、メイの願いとは「小夜稔に殺されること」だと明かすのです。

伊達さんのことを一切覚えていなかったメイが、小夜さんのことを明確に覚えている点に、驚きます。それだけに、小夜さんが特別な存在であることが感じられますね。

しかし、小夜さんをよく知っている山寺くんは「小夜さんにそんなことはできない」のが分かっています。

そう考えると、メイは小夜さんの人柄を十分知っているとは言えません。あくまで「小夜稔という人間」ではなく、「特別な吸血鬼」と捉えていることがうかがえます。

メイは小夜さんにとって初恋の人ですが、想い合っているわけではないようです。

山寺くんとメイの取引

以前、下僕の契約を交わしたときに、山寺くんは「死に急ぐことだけはしない」と、小夜さんに約束しています。

それを分かっていて山寺くんは、メイとの取引に応じます。

というのも、「メイと自分どちらかを選ぶとなったら、先輩がどうするか見てみたい」という好奇心に負けたのです。

そうして、山寺くんは、「メイを殺さなければ死ぬ呪い」をかけられます

これから小夜さんは「山寺くんの命とメイの命、どちらをとるか?」という選択を迫られていくことになります。

片方は命の恩人で、もう片方は初恋の人なだけに、小夜さんが選択に苦しむであろうことが予感されますね。

とはいえ、山寺くんは、小夜さんとの約束を破ってしまいました。このことを知ったら、いくらお人よしの小夜さんでも、怒るかもしれません。

今後のふたりの関係がどうなるかは、小夜さんの反応次第でしょう。

ひと段落して、小夜さんは?

一方、小夜さんは、吸血鬼の能力で発現させた翼で空を飛ぶことに成功し、ようやく山寺くんを見つけます。

それでも、お人好しでどんくさい小夜さんらしさは変わりません。山寺くんを見つけたときには、メイはもちろん、伊達さんすら去った後でした。

当の山寺くんは茶化すばかりで、小夜さんは山寺くんとメイの取引を知らないままです。

こうしてひとまず、同族争いから始まった一連の事件は、ひと段落しました。

とはいえ、呪いのことや、それを知った時に小夜さんがどうするかなど、この先の困難は絶えないでしょう。

特に、呪いをかけるとき、メイは「小夜稔は自分を殺せる吸血鬼」と言っています。

以前、13話や14話で伊達さんが言ったように、小夜さんは特別な吸血鬼のようです。山寺くんとの関係はもちろん、これからどんな能力が現れるか、ファンタジー要素も気になる展開になっています。

【夜分に吸血失礼します。】17話の見どころ

17話の見どころは、最強の吸血鬼「メイ」の最悪との評価にふさわしい実態です。

女性で最強の吸血鬼というと、小説『化物語シリーズ』のキスショット・ハートアンダーブレードや、同じ吸血鬼漫画の『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』のミナ姫といった、女王様のようなキャラクターを思い浮かべるかもしれません。

一方メイは、いままでの女性吸血鬼キャラとは違い、おしとやかな人物として描かれます。

しかも、そのおしとやかさがメイの強さを引き立てています。単に強力なだけでなく、攻撃をされたことを歯牙にもかけない、強者の余裕を感じるのです。

さらには、そうした「格の違い」が、タチの悪い凶悪性を感じさせます。

たとえば、登場した時、メイの「山寺くんに用がある」というのは、山寺くんを殺すつもりだったと推測されるのです。

なぜなら、「小夜さんが大事にしている山寺くん」を殺してしまえば、小夜さんはメイを恨むことになります。そうすれば、メイの「小夜さんに殺される」という願いが、容易になるのです。

メイのねらいを推測すると、おしとやかさに隠されたメイの本性が、より恐ろしく感じられます。

【夜分に吸血失礼します。】気になる続きは?

次話では、小夜さんと山寺くんが二人きりで温泉に出張します

ひと段落したふたりは、呪いのことを共有しないまま、会社の出張ついでに温泉に入ることになります。はたして、裸の男ふたりに一体何が起こるのでしょうか?

物語の密度がますます増していく「夜分に吸血失礼します。」を、試しに読んでみてはいかがでしょうか。

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