夜分に吸血失礼します。14話あらすじ・ネタバレ「サイコパスの本領発揮!波乱の予感」

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コアコミックス発行の漫画『夜分に吸血失礼します。』。第2巻のなかで唯一、甘々な吸血シーンをふくむ14話を、ネタバレありでご紹介します。

前話では、伊達さんの逆鱗に触れてしまいました。はたして小夜さんは、伊達さんとの対立を避けることができるでしょうか?

「夜分に吸血失礼します。」14話のあらすじ、感想、見どころのご紹介です!

目次

【夜分に吸血失礼します。】14話あらすじ

吸血鬼になりたてのサラリーマン「小夜さん」は、自分の家で危機に陥っています。

同じく吸血鬼でやくざ者の「伊達さん」と、一触即発の状態です。

やられる!と思ったその時、居候している吸血鬼の少女「美礼ちゃん」が、とっさに伊達さんをなぐって昏倒させます。

小夜さんは、どうにか穏便に事を収めなければなりません。

「女の吸血鬼」の正体にせまる

美礼ちゃんの機転で伊達さんを縛り上げ、吸血鬼について問いただします。そこで小夜さんは、自分を吸血鬼にした「女の吸血鬼」について知ることになります。

「女の吸血鬼」の名前は、「メイ」。

どうやら「真祖」という強力な吸血鬼のうちの一人で、その中でも最強の存在らしいのです。伊達さんは、メイのことを「最悪の存在」と恐れています。

当然、小夜さんは、自分の知っているメイの印象と全く異なっていて、戸惑います。

そんな小夜さんを見て、伊達さんは、敵意がないのを確認します。そこで「自分に歯向かわないこと」を条件に、ふたりを見逃して、姿を消すのです。

ひとまずピンチを避けられて、一安心ですね。

美礼ちゃんと出会った時とは異なり、吸血鬼同士での争いを予感させます。強さのレベルや、吸血鬼のなかでの派閥もあるのかもしれません。

こうした展開に、「少しファンタジー色が強くなったかな」と感じるかもしれません。

しかし、メイのことを知りたがっているのは、山寺くんも同じです。サイコパスな後輩と奥手なサラリーマンとのかけあいは、まだまだ面白さの余地があります。

山寺くんにメイのことを伝えるか?

間をおいて、ついに後輩の「山寺くん」が退院する日となります。タクシーのなかで、血をもらうことに頭がいっぱいの小夜さんは、復活した山寺くんに早速、もてあそばれます。

なんと、山寺くんは、小夜さんの自宅に伊達さんが来ていたのを知っていたのです。

どうやら、小夜さんに盗聴器を仕掛けていたようです。そこで、「また吸血鬼に関わる情報を隠したんじゃないか」と小夜さんを揶揄します。

外道な手段に、さすがの小夜さんも怒りますが、血をもらわなければならないために、すっかり丸め込まれてしまいます。

結局、メイについては山寺くんの知るところとなります

こうして盗聴器をしかけて、相手の行動を調べている様子は、まるでストーカーです。

知らない人と会っているのに嫉妬しているようで、愛だとも感じるかもしれません。ところが、徹底的に追い詰めてくるだけに、不思議と愛を感じないのです……。

愛でなくても執着する山寺くんのヤバさが、改めて感じられますね。さらには、小夜さんを下僕にして、ますます強力になったサイコパスくんの誕生です。

山寺くんには敵わない!その結果は?

山寺くんは、小夜さんがもっと焦るようけしかけます。その際、山寺くんの何気ない一言が、意外な展開を引き起こします。

さっそく山寺くんは、小夜さんに「タクシー内で血を飲むように」と強要します。

焦った小夜さんは、追い詰められます。目的地につくまでに、効率よく飲まなければならないわけです。

結果、運転手の目の前で、ひきよせた山寺くんの首筋に噛みつきます。

ホッと一息ついた小夜さんに、山寺くんは「強力なメイから吸血鬼になったなら、小夜さんも実は強くて、伊達を倒せるんじゃないか」と漏らします。

しかしその頭上、ふたりの乗るタクシーの上には、実は伊達さんがいました。

ふたりは「伊達さんに歯向かわない」という約束を破ってしまったのです。

せっかく見逃してもらったのに、山寺くんの一言で水の泡になってしまいました。伊達さんは、以前に平気で人を殺していただけに、一気に緊迫感が高まります。

山寺くんの言う通り、実は小夜さんの方が強くても、小夜さんは人間である山寺くんを守らなければなりません。しかもタクシー内で、逃げ場は無い。

絶体絶命な状況を、ふたりはどう切り抜けるのか?これまでにないピンチに、目が離せません!

【夜分に吸血失礼します。】14話の見どころ

14話の見どころは、山寺くんの煽りプレイからの、小夜さんの強引な吸血シーンです。

これまで、飲んでいる最中に店員さんが来るなど、「吸血の最中を他人に見られること」はありました。

ところが今回、はじめて「他人が見ている状態で吸血行為」におよびます。

これは、「夜分に吸血失礼します。」1話から14話のあいだで描かれた、計8回の吸血シーンで初めてのことです。それだけに、艶っぽさが最大限に感じられます。

さらに、焦りからか、小夜さんがかなり強引に事に及んでいます。いつもナヨナヨしていて弱々しい人が、ふいに強引な行動に出ると、ふだんとのギャップに思わず萌えませんか?

ここでは、吸血するまで、散々山寺くんにもてあそばれていました。なので、小夜さんの強引さが、ますます引き立っています。

山寺くんとのかけあいに笑いあり、吸血シーンに興奮ありで、特に必見のシーンです!

【夜分に吸血失礼します。】気になる続きは?

https://twitter.com/sumicohasida/status/1618969119021486082?s=20&t=Xs4P1kFCka-1OZS-7DgX3w

次話では、伊達さんに襲撃をうけ、ふたりは逃避行をすることになります

吸血鬼として先輩の美礼ちゃんですら、敵わない相手です。小夜さんと山寺くんは一体どうなるのでしょうか…!?

ロマンスから戦闘まで、吸血鬼ファンタジーの「見たい!」を詰め込んだ「夜分に吸血失礼します。」を試しに読んでみてはいかがでしょうか?

「U-NEXT」では、「夜分に吸血失礼します。」各巻の冒頭を、無料で試し読みすることができます。BLっぽいけどBLじゃない、絶妙な男同士の関係は必見です!

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