南さや溺死リスクは通常の40倍だった!「水怖くても入水」

南朝芽ちゃん行方不明事件

9月23日から行方不明になっていた千葉県松戸市の小学1年生・南朝芽(さや)ちゃん。さやちゃんに特徴がよく似た遺体が10月4日に江戸川で発見されていましたが、DNA鑑定の結果、遺体は南さやちゃんであることが判明しました。

南さやちゃん死亡の経緯や理由についてまとめます。

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南朝芽ちゃん「危険なことに挑戦したい」行方不明の真実

南さやちゃん死亡確定「気丈にふるまう家族」

南さやちゃんの遺体が発見されたのは、10月4日。サイクリングをしていた男性が、江戸川に「人のようなものが浮いている」と警察に通報し、遺体が川から引き上げられました。

10月5日の司法解剖の結果、江戸川で発見された遺体の死因は溺死の可能性が高いことが判明。9月23日から行方がわからなくなっている南朝芽ちゃんとの関連が調べられると同時に、身元特定が急がれていました。

南さやちゃんと思われる遺体発見から2日後の10月6日、DNA鑑定の結果が公表され、見つかった遺体が南さやちゃんであると特定され、南さやちゃんの死亡が確定しました。

DNA鑑定の結果が発表される前日、南さやちゃんのご家族はコメントを発表し、次のように話しています。

「きょうは、自宅でずっと警察からの連絡をひたすら待っていました。まだ、身元が明らかになっていないので、何とも言えませんが、近日中に朝芽に関心を寄せてくれた人たちに対して、感謝の気持ちを伝えたいと思っています」

まだ発見された遺体が南朝芽ちゃんと特定されていませんでしたが、遺体の特徴がさやちゃんと一致していました。さやちゃんの母親や父親、姉は発見された遺体がさやちゃんだろうと感じていたのかもしれません。

ずっと行方を捜し、会いたい、抱きしめたいと思っていたさやちゃんが残念な形で見つかってしまった。ご家族の気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。

そんな中、「朝芽に関心を寄せてくれた人たちに対して、感謝の気持ちを伝えたい」とコメントを発表し気丈にふるまう家族の様子が辛すぎます。

南朝芽ちゃん溺死リスクは通常の40倍だった!「水怖くても入水」

南朝芽ちゃんの司法解剖の結果、死因は「溺死」である可能性があることがわかっています。

南さやちゃん司法解剖結果
  • 死因は溺死の可能性
  • 死後1週間~2週間程度
  • 性別は女性
  • 年齢7歳前後
  • 身長およそ117cm
  • 目立った外傷なし

南さやちゃんの遺体には、首を絞められたような跡や、あざ、骨折などは確認されていません。

「ご遺体の状態が、あまり良くないのだと思います。(器官に)後から水が入ってくるくらい、(器官に)生前に入った水なのか分からない状態になってる。普通は、水が入ったかどうかで判断する。溺死と考えて矛盾がないという程度で、溺死だということを確定できるような結果ではなかった感じだと思います」

南朝芽ちゃんの死因は溺死と特定されましたが、ここで気になる統計結果をご紹介します。

コロンビア大学で自閉症とけがの関係を研究しているグオフア・リー博士による「自閉症の子供、けがによる死亡リスクが40倍」と題された研究結果には、14歳以下の子供が怪我によって死亡するリスクは一般の人よりも40倍も高いとのこと。

さらにけがに関する死因の中では溺死が占める割合は46%に達しています。ケガによる死因の半数が溺死という結果に驚きです。

リー博士によれば、溺死のリスクが最も高まるのは5歳から7歳の時期だという。自閉症の子どもは不安になることも多く、安心を得る方法のひとつとして、特に水に向かって徘徊(はいかい)することがある。

引用元:https://www.cnn.co.jp/fringe/35098635-2.html

南朝芽ちゃんには発達障害があり、療育に通っていたことがわかっています。(さやちゃんの発達障害については、別記事で詳しく説明しています。)

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「水が苦手」だったという南朝芽ちゃんですが、水が怖いのではなく水に濡れるのを嫌がる子だったとさやちゃんの姉が証言しています。

さやが水が苦手というのは水に濡れたりすることが苦手で、靴を履いた状態や周りで脚を拭いてくれる大人がいない状態で自ら水に入ることは考えにくい、ということです

つまり、南さやちゃんは「水が怖い」というわけではないということです。

ここで、もう一度アメリカの研究結果を確認すると、溺死のリスクが最も高い年齢は5歳から7歳の時期だと言われています。南朝芽ちゃんは現在7歳、そして発達障害があった。

アメリカの研究結果の溺死リスクが高い条件にピッタリ当てはまっていると思いませんか?

南朝芽ちゃんは、母親と遊ぶ約束をしていた「こぶし公園」に一人で向かっていました。しかし、「こぶし公園」には行かず、なぜか自宅から遠い「香取の杜公園」近くの防犯カメラに姿がとらえられていました。

その時の防犯カメラ映像がこちらです。

さやちゃんが不安そうに後ろを振り返っているようにも見えませんか?

さやちゃんの家族によると、行方不明になった日、南朝芽ちゃんは久しぶりにキックボードに乗ることができたそうです。

久しぶりのキックボードに気分が上がった南さやちゃんは、スピードを出してキックボードを自由に走らせ夢中になるうちに、自宅から遠くまで行ってしまったのではないでしょうか。

南朝芽ちゃんは、興味津々で猪突猛進タイプ。夢中になってキックボードを走らせていたとしても何の不思議もありません。

夢中になって自宅から遠い場所まで行ってしまったさやちゃん。ふと我に返ると、お母さんがいない。急に不安に襲われたさやちゃんは、安心を得るために水に向かっていった可能性もあるのではないでしょうか。

南朝芽ちゃんの母親は、ほんのちょっと目を離しただけなのに、一生我が子の笑顔を見られなくなるなんて思ってもみなかったことでしょう。

さやちゃんの遺体が発見されただけでも良かったとしても、わが子の死を現実として受け止めるのはとても難しいと思います。南朝芽ちゃんは1年生になったばかり。これから楽しいこともいっぱいあっただろうし、親御さんも娘の成長を楽しみにされていたに違いありません。

できれば誘拐であってほしい、それでも生きていてほしいと願っていましたが悲しすぎる結果に言葉が見つかりません。

南朝芽ちゃんのご冥福をお祈りします。

【追記】南さやドライブレコーダー映像「水怖いのに…」

江戸川で遺体となって発見された南朝芽ちゃん。最後にさやちゃんの姿を確認できたのは、江戸川近くの「香取の杜公園」付近の防犯カメラ映像だけでした。さやちゃんがどのようにして江戸川に近づいたのか、誰かに連れていかれたのか、それとも自分で土手を登ったのかは不明のままでした。

南朝芽防犯カメラ映像「不安そうなさやちゃんの姿」

しかし10月7日、土手を一人で登るさやちゃんの姿がドライブレコーダーに映っていたことが明らかになったのです。

行方不明になった当日、朝芽さんのキックスケーターが置かれていた公園近くの防犯カメラには朝芽さんの姿が映っていましたが、その後の捜査関係者への取材で近くの河川敷の土手を朝芽さんとみられる女の子が1人でのぼる姿が車のドライブレコーダーに映っていたことが新たに分かりました。

引用元:ヤフーニュース

ドラレコに映っていたさやちゃんが土手を登る姿。その場所はこちらです。

会談ではありませんが、細い坂道が土手まで続いています。さやちゃんは、この坂を駆け上っていったのでしょう。グーグルマップでもドラレコ映像の場所を確認してみます。

「香取の杜公園」までは夢中になってキックボードを走らせていたさやちゃん。江戸川の土手は母親と一緒に登ったことがあるとさやちゃんの姉が話していました。さやちゃんは、お母さんが土手の上にいるかもと思って一人で土手を登ったのかもしれません。

しかし、土手に登ったものの大好きなお母さんの姿は見当たらない。急に不安に襲われたさやちゃんは、水がある江戸川のほうに向かって行ってしまったとも考えられます。

【追記】南さやちゃん悲しい事故だった「お母さんの姿を求めて」

10月4日に江戸川で南朝芽ちゃんの遺体が発見され、司法解剖の結果死因は「溺死」であると判明しました。

さやちゃん死因は溺死「抑えられなかった川への興味」

南さやちゃんが川で溺死した理由は事故だったのか、事件なのか、現在も警察による捜査が行われています。しかし、これまでわかっているさやちゃん行方不明の情報を振り返ると、さやちゃんが溺死したのは事故だった可能性のほうが高いのではないでしょうか。

  • 久しぶりに乗ったキックスケーターに気分があがった(防犯カメラに映るさやちゃんはかなりのスピードでキックスケーターを走らせていた)
  • 自宅から遠い「木2号公園」には母親と行ったことがある
  • さやちゃんは一度行った場所は覚えている(ひとりで行くことができる)
  • 南朝芽ちゃんには発達障害がある
  • 発達障害の子供は溺死リスクが40倍
  • 行方不明になった当日、土手を一人で登るさやちゃんがドライブレコーダーに映っていた
  • 土手も母親と一緒に登ったことがある

江戸川河川敷で、南さやちゃんの靴と靴下が揃えられた状態で発見されていることから、事件を疑う声も上がっているのは確かです。

しかし、さやちゃんが土手を一人で登っている姿がドラレコに映っていたことが明らかになっていますので、少なくともさやちゃんは土手を登りきるまでは一人だったことになります。

こちらは報道されていたさやちゃんのキックボード、靴と靴下の発見場所です。

さやちゃんが行方不明になった当日は、一日を通して野球の試合が行われていたとのことですが、地図で見るとさやちゃんの靴と靴下発見場所のすぐ近くで試合が行われていたわけではありません。

「女の子が一人でいれば気付くはず」との声もありますが、野球の試合中ならみんな試合に集中しているはずですよね。わざわざ遠くのほうを注意して見る人はあまりいないと思います。

もし、さやちゃんが何者かに連れていかれそうになっていたら、誰か気付くかもしれません。しかし、さやちゃんが一人で静かに川のほうに向かっていたとしたら、気付く人はいないのではないでしょうか。

さやちゃんを目撃した人がほとんどおらず、靴と靴下を残して忽然と消えてしまったことから事件性を疑う声も多いですが、さやちゃんが発達障害であったことを考えるとやはり事故だった可能性のほうが高いのではないでしょうか。

【追記】南さや事件ではない理由「広島5歳児溺死と似た状況」

南さやちゃんが江戸川で死亡したのは事件ではないと言えるもう一つの理由に、2022年6月に発生した広島県での5歳児死亡事故があります。

広島市で16日、5歳の男の子が川で見つかり死亡が確認されました。警察が付近のカメラを調べたところ、河原を1人で歩く男の子の姿が確認されたことが分かりました。また、警察は、男児の死因は溺死と発表しました。

保育園には出入口は3箇所あり通常施錠されていますが、ここから男の子が外に出た様子は防犯カメラなどに映っておらず、警察は、男の子が園庭と道路の間の植込みの隙間などから外に出た可能性が高いとみています。

また、警察が、付近の防犯カメラやドライブレコーダーを調べたところ、川の方向に1人で歩く男の子の姿や、川土手を降りていく男の子の姿が映っていたことがわかりました。

引用元:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/24066?display=1

広島県で発生した5歳児の死亡事故。5歳の男児は保育園から突然行方不明になり、その後保育園近くの川で遺体となって発見されました。

保育園の出入り口は施錠されていましたが、男の子は植え込みの間から保育園の外に出てしまったとみられています。

付近の防犯カメラやドライブレコーダーには、男の子が一人で歩く様子や、土手を降りていく様子が映っていました。

ほんの一瞬の間に姿を消しているところ、防犯カメラに一人で映っているところ、土手に向かう様子がドラレコに映っていたことなど、南さやちゃんの状況と非常によく似ていると感じませんか。

このことからわかるのは、子供は大人が思いもしないことをしてしまうということ。ほんの一瞬目を離しただけで、姿が見えなくなることがあるということです。

広島での5歳児死亡の件も、男の子に目立った外傷はなく事故と断定されています。南朝芽ちゃんが江戸川で溺死したのも、事故といえるのではないでしょうか。

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